自然農法商事を作って、交易を中心とした、世界に自然農法の生産と流通ネットワークを作り出していく。このネットワークが活性化し、人々の意識に自然農法の素晴らしさが伝われば、この自然農法商事を中心とした、勢力は、いずれ遺伝子組み換え作物を推進する団体と相対峙することになっていくのは明白である。一方は自然の恵みを享受し、世界の富の均衡を目指す自然農法商事と人間のテクノロジーが生み出す生産性のみを考え、世界の富の格差を生んでいる企業との激しい論争が行われるのは火を見るよりも明らかである。そうして、農業の世界にも大革命が起ることになる。この２つの巨大勢力の争いはあたかも冷戦の様相を呈し••••••••。まあそういうことが起らないとも限らないのであるが。

そうなったときに、世界中の人達は、選択をせまられることになると思う。自然をとるのか、富をとるのか。ただし、富みをとった場合、一部の権力者にならない限り、その富を享受することはできないのが、原則である。大きな目で、世界をみる必要が今の時代求められている気がするのである。そうして、僕たちのひとつひとつの行動や考え方がこの世界のあり方と密接な関係を持っていることを知ることは、とても大切なことなのだと思うのである。

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